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夏場は特にアイツに気をつけろ!

医療従事者が知っておくべき熱中症の症状やリスク、対処法など

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乳幼児や高齢者が熱中症になりやすい原因

乳幼児はまだ上手に体温調節ができないことから熱中症になりやすいため、注意が必要だ。乳幼児は汗をかく機能が未発達なため、大人のように体温調節ができない。また、暑いと言葉で伝えることもできず、自分で予防することもできないので、親が注意していなければならない。

たとえば、ベビーカーで外出する際、アスファルトの照り返しでベビーカーの座面が非常に暑くなる。気温30度の際、アスファルトの温度は60度ほどにまで上昇する。ベビーカーの座面は50㎝ほどなので、顔の位置の温度は約50度にもなる。乳幼児は大人よりもはるかに暑いところにいるので、熱中症になりやすい。夏場に出かける際は、抱っこの方が乳幼児にとっては涼しい環境になり安全だ。ベビーカーを使用する際は、ハンディ扇風機を使用したり、座面に保冷剤を入れたりして体温を下げる工夫をしよう。

高齢者も、熱中症になりやすい。高齢者は体内水分量が少ない。成人は体の約60%が水分だが、食欲の低下、嚥下機能の低下、あるいは水分を貯蓄する筋肉の低下により、65歳以上の高齢者の体内水分量は約50%に減少する。さらに、高齢による感覚機能の低下で暑さ、のどの渇きに気づきにくい。認知機能の低下によって飲んだかどうか忘れてしまうこともある。汗腺も減少するため汗をかきにくく、体温調節がしにくい。このようにさまざまな理由で、高齢者は熱中症になる危険性が高いのだ。こまめに水分を補給し、室内ではエアコンを使用するなどの工夫が必要だろう。看護師はこれらの点に留意し、注意喚起する必要がある。

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イベント 乳幼児 看護師 腎機能 高齢者

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